専門委員会決めの時間。
まだみんなぎこちない感じ。
私は頬杖をついて、黒板を眺めていた。
「次、広報委員会やりたい人ー?」
あ、手挙げなきゃ。
「はい。やりたいです。」
と言ったところで…
「俺もやりたいなー。」
ん?誰?俺って事は男子だよね…?
「咲ちゃんと一緒だ!よろしくね!」
うわ…こいつ…苦手…。
なんと、1日目の自己紹介の時に目立っていた強そうな男子。
最悪〜…。
ま、ゆーみと一緒なら何とかなるよね!