〜天空〜


ここは、どこだ?


僕は死んだのかな?


「死んでないよ」


声が聞こえて。


この…声は…。


僕は振り向いた。


天『佑、兄…』


佑「久しぶりだな、天空」


僕は佑兄を抱きしめた。


佑「ハハッ…。よく頑張ったな」


佑兄は頭を撫でてくれた。


天『佑兄。僕は死んだのかな?』


佑「まだ死んでないよ。天空。今、お前には大切な人がいるだろ。その人に頼ればいい。もう我慢、しなくていい」


天『う…ん…』


佑「さぁ、いけ!俺はいつでもそばにいる!」


天『うん!ありがと、佑兄』


僕は佑兄に言われた方に向かって走った。