すると…



頭が痛くなった。



天『うっ……』



ぼくは思わず止まって膝をついた。


銀「天空?!どうした?!」


天『あ…たま…が……』


今、僕の目の前には銀河しかいない筈なのに…



〈逃げて!天空、銀河…。佑海、二人を…た…のむ…。グサッ〉


待って……。お父さん…お母さん…



僕はそのまま意識を失った。