隣の席の君


身体が離れた後も
嵐は私に腕枕をしてくれて
きつく抱きしめてくれた


ようやく心も身体も繋がれたと思った


「愛梨はもう俺だけのだから…」


「…うん、嵐だけだよ
嵐も私だけだから…」


「愛梨だけだ」


そう言いながらおでこにキスをしてくれた


「すっげー幸せを感じる
怖いぐらい…」


「これからもっと幸せになるんだよ」


嵐は微笑んで頷いた


裸のまま嵐に抱きしめられて
そのまま眠った