「…愛梨に頼って
甘えちまうんじゃないかって
嫌になる時がある
でも…愛梨といたいんだ」


「もっと頼ってよ
どんな嵐でも受け止めるから…
我慢しなくていいよ」


嵐にギューッと強く抱きしめられた

苦しいけど
伝わってくる嵐の気持ちと
嵐の香水の香りが心地良い


嵐は少し離れた後、優しいキスをした


腰を引きつけられて頭を抑えられた後
私の唇を割った舌を入れられた


熱くて…激しくて角度を変えながら
何度も何度もキスが降り注がれる


あまりに激しくて溶けそう


ようやく嵐の唇が離れた


「…はぁ…はぁ」

苦しくて肩で息をする

視界がぼやけて瞳が潤んでる事に気づいた


もう一度きつく抱きしめられた


「一度しか言わねーから」


耳元で囁かれてゾクゾクする


「愛梨…愛してる」


初めて聞いた愛の言葉に
幸せすぎて、胸が熱くなって涙が溢れた


「私も…嵐を愛してる」

嵐の胸に額をくっ付けた


嵐に顎を持ち上げられて
もう一度優しい触れるキスをした


「俺に愛を教えてくれたのは愛梨だった
初めて手離したくないって思った」


嵐をギューッと抱きしめた


愛おしい大切な唯一の人

私の全て…