海で貰った幸せ

嬉しさをいっぱいに学校に向かった


珍しい…今日はまだ来てないんだ


「愛梨、おはよ」


「彩~おはよ!!聞いて~」


何々?って顔の彩に昨日の話を小声でした


「まぢ?!おめでと~!!」


「ありがとう」


嬉しいけどなんかちょっと照れちゃう


彩が席に戻ってからも
たぶん顔が緩みっぱなしだと思う


あっ…嵐君が登校してきた


「おはよ」


「おう」


…眠たそう


そう思ったらすぐに机に突っ伏して寝始めた


HRが終わって1時間目が始まって
ようやく嵐君が起きてきた


「ねぇ?昨日聞くの忘れたから携帯教えて?」

先生にバレないように小声で話した後
赤外線で番号とアドを交換した


「俺あんまり携帯出ないから」


えぇ…いっぱいメールとかしたかったのに…


「明にも携帯の意味ないとか言われてるぐらいだから」


まぁ確かにメールとか沢山しそうな感じじゃないよね


「わかった~」


「困った時はいつでも掛けてこいな」


「うん」


やっぱり嵐君は優しい