隣の席の君


教室に入るともう嵐君は来てて

机に突っ伏して寝てた


拒絶されたけど…諦めるなんて出来ない


だって…好きなんだもん



肩を指でトントンって叩くと

嵐君は顔を上げた


「おはよ?」

笑顔で言えた


「………」


そのまま、また机に伏せて寝だした

無視ですか


さすがに心が痛いかも


そのまま、席に座った


「おはよ、愛梨」


「ん…おはよ」


「どうかした?元気ないよ??」


彩が心配そうに顔を覗きこんでくる


「そんな事ないよ?!
朝ご飯食べ忘れたからかも?」


「あはは、愛梨らしいや
これあげるから食べなよ」


笑って答えた私に彩は信じてくれた


「ありがと」


彩がくれたのは一口チョコ

チョコの甘みと彩の優しさが心に染みた


ガタッ


嵐君が急に立ち上がって教室から出て行こうとして

明君に呼び止められてる


「おい、嵐どこいくんだよ?」


「…保健室、眠い」


「そっか」


避けられてるのかな…


「そんな切なそうな顔しなーいの」


「そんな顔なんかしてないよ」


彩が席に戻ったから…

明君に声を掛けてみる事にした