ベッドに入りまた嵐に抱きしめられる


「…苦しい」


「あっ…ごめんな

あまりに嬉しすぎて…」


「もう一回ギュってして」


嵐はさっきより優しく抱きしめてくれる



「愛梨で良かったな」


「私も嵐で良かったなぁ」


「俺さ、試験の賭けあっただろ?」


「うん」


「俺さ…マンション引き払って

ここに引越しさせて貰おうと思って…」


「そうだね」


「2人っきりになりたいとか思わないのか?」


「社会人になってからでも良いんじゃない?」


「そっか
愛梨はどうなのかなって思っててさ」


「最初に言ったでしょ?
私は嵐の傍にいられるだけで良いって」


「愛梨は泣き虫で儚くて脆い
なのに、すごく強い
どうしてそんなに俺の傍にいてくれるんだ?」


「そんなの当たり前だよ
嵐が大好きで一緒に居たい
嵐じゃなきゃダメなんだもん」


嵐は優しく頭を撫でてくれた後
何度も角度を変えながら激しいキスをした


全身に嵐を感じた後

嵐に包まれて眠りついた


嵐の体温も

寝息も

心臓の鼓動も

全てが心地いい