隣の席の君


「よく頑張ったな」


嵐が頭を撫でてくれる


82点


有り得ないぐらいの快挙だよ

奇跡がおきたよ~


「嵐の教え方が良いからだね」


「まぁな」


そう言いながらも嵐は優しく微笑んでくれた


全教科のテストが返って来るけど
今回は全てが結構いい点数


3日後には成績が100位以内だと
掲示板に張り出される

1クラス40人として大体320人はいるから
100位以内だと結構凄いよね


ちなみに私は載った事がない


嵐は返って来たテストを全部見たくせに

私には全然見せてくれないんだよね


「お楽しみだな」


意地悪そうに口角をあげてさ…



だから、今日の掲示板発表は楽しみ


嵐と2人で見に行った


まぁ嵐が上位なのは当たり前なんだけど…



「へ?」

まぢですか?


嵐の顔を見ると表情1つ変えずに掲示板を見てる

周りが嵐に気づいてざわつき始める



そりゃそうだよ


学年で1番だよ


「嵐は凄いね~」


「そんなもんだろ
そんな事より愛梨の名前がある」


「そんな手には引っかからないよ?」


「まぢだって」


本当かな?

掲示板を見ると…


「本当にあるよ…」


72番


「奇跡だね~」


「頑張ったからだろ」


誰に褒められるより嵐に褒められるのが嬉しい


「ご褒美が楽しみだな」

忘れてた…