嵐の顔を覗きこんだ途端
頭を押さえられて
激しいキスをされた
荒々しく私の唇を
噛み付くようにキスをしてくる
手が段々下におりてきて
胸を優しく触ってくる
「嵐…ダメだよ」
「何で?」
「ここ学校だし…」
「俺は今すぐ愛梨を感じたい」
熱っぽい目で見られて頷いた
いつもより激しく荒々しい嵐
身体が仰け反るけど嵐が許してくれない
制服を着たまま
嵐を深く感じて果てた
制服を調えてると
嵐が鎖骨にキスをした
「…っ…」
軽い痛みが走る
「俺の印」
教室にあった鏡で確認すると
これって…
キスマーク?
こんな事一度もしなかったのに…
「ギリギリ見えちゃうじゃんか…」
よく見ないと気づかないけど
制服に隠れれてない
「愛梨が隠し事したからその罰」
「意味わかんないよ?」
小首を傾げた
「浮気すんなよ?」
「ふぇ?」
そんな事言われると思ってなくて驚いて
変な声が出た
「出来る訳ないじゃん」
頬を膨らませた
嵐が両頬を優しく両手で包んでくれる
「わかってるけどな」
余裕そうに微笑むと優しいキスをしてくれた

