隣の席の君

「とりあえずリビングに行こう」

嵐にそう言われて、4人でリビングに向かった


「愛梨…背中見せてみ?」


嵐に背を向けると
嵐のシャツを着たまま捲られた


「……ひどい」

彩の呟きが聞こえた


嵐がゆっくり角材が当たった部分に触れる


「……っ…ぅ‥」


「骨は折れてなさそうだな
蒼登さんが戻ったら病院に行こう
愛梨は着替えて来い」


「…うん」


返事をして彩と部屋に入った


彩が私が拉致られた後の話を聞かせてくれた


彩は猛ダッシュで家まで行ってくれて
私だと思った嵐に迎えられた

嵐に私が拉致された場所を告げると
怖い顔をして嵐はバイクですぐに出てった


「城田君すっごい怖かったよ
殺気どころか…誰も近寄れないみたいな…」


その後、蒼兄がどうした?って言いながら
リビングから顔を出してきたから
説明すると彩に待つようにだけ言って
3人が出て行ってしまったって…


「本当にごめんね」


彩に謝るけど、彩は首を左右に振った

だから、私も拉致されてからの話をした


「間に合って良かった」

「彩のおかげだよ…」

「ん…本当良かった」

彩は目を潤ませてた


着替えをして、リビングに入ると
蒼兄と凌さんが戻ってた


凌さんと明君と彩が残ってくれるって事で
私は嵐と蒼兄に連れられて病院に向かった


凌さんのお父さんがいる総合病院


すぐに凌さんのお父さんが来てくれた

凌さんが連絡してくれてたみたい