目を覚ました時には
手と足を縛られてた


薄暗い…


ここどこ?


「やっと目が覚めたのかよ
お友達は伝えてくれたかな?」


彩はどうなったんだろう…


怖い…何で…


「早く川瀬来ねーかな」


「ってかこの女すっげー可愛くね?」


寄って来ないで…


「おい、止めとけ
城田の女だ」


「城田の女?
尚更良くないか?」


舌なめずりしながら男が近寄ってくる


後ろに下がるけど
上手く動けない


嫌だ…助けて


「おい、シュウジさんに怒られっぞ
この女はただの囮だろ」


「囮だけなんて勿体ねーだろ」


男が私に辿り着いた


無理矢理、顔を上げられて
抵抗できない私は睨みつけた

何て卑怯な奴


身体はガタガタと震えながらも…


「こいつ震えながら俺を睨んでる
さすが川瀬の妹で城田の女だな
でも、そういう女をやるのも楽しいんだよな」


そう言ってもう一度舌なめずりをした瞬間
男の手がブラウスを思いっきり引っ張った


ボタンが全て飛び下着姿が現れる


「…う"ぅ…ぐぅ」


口が塞がれてて声が出ない
涙が溢れてくる


男が手を伸ばした