適当にランチを頼んだ後
スープとドリンクバーを取ってきて
4人で座った


「城田君も友永君もカッコいいのに
噂で損してるね~」


「まぁ大体想像つくけど…どんな噂?」


明君が彩に聞いてる


「そりゃ黒いダークな話に加えて
友永君は女好きね」


「はぁ?
前から女好きとか言われてるけど
俺は別に女遊びしてねーよ?」


「明は女遊びとかしてねーのに
必ずそういう噂があるよな?」


「ノリが良いからじゃない?」


嵐とフォローを入れるけど
明君はまたか…って顔をした


「まぁよく言われるし…どうでも良いけど」


「でも、噂でも1つだけあってる事あるじゃない?」


何々?
彩に明君と詰め寄った


「城田君と友永君が喧嘩に強いって事」


嵐は興味なさそうにジュースを飲んだ

なるほどねって顔をした


「ってか俺の事は明で良いよ?」


「じゃあ明君ね」


「俺も彩ちゃんって呼んでもいい?」


「えっ…まぁ好きにすれば?」


「何だよ、その反応…」


明君が不貞腐れた瞬間
店員さんがランチを運んできた


「それ全部食わないとデザートなしな?」

嵐が顔を覗きこんで口角を少し上げた


「えぇ!!無理だよ」


「ダメだ
愛梨また痩せただろ?」


確かに痩せたけど…
何でわかるんだろう?

あぁ…残念


「そうだ!!思い出した!!
愛梨ジャンボパフェいつ行く?」


「いつでも良いよ」



「じゃあ明日ね
楽しみ~」


私も楽しみ~


結局ランチは全部食べれず…デザートはお預け


明君が彩を送ってくれるから
嵐と2人で家に帰った