「バーカ、愛梨の鈍感」

意味わかんないよ

嵐に嵐の方を向かされて
広い胸に顔を押し付けられる


「愛梨があまりに拒絶するから
ちょっと拗ねた振りしていぢめただけ…
まさか泣くとは思わなかった」


拗ねた振り?

いぢめた??


「うわ~ん…酷いよ~」

背中をポカポカ叩いた


「いてっ!!傷に響く」


「…あっごめん」


慌てて嵐の顔を見上げた


「愛梨が素直にならないから悪いんだろ
泣くぐらいならちゃんと言え…な?」

「うん」


嵐は優しく私の髪を撫でて髪にキスをした


右手で頭の後ろを押さえ
左手で腰を抑えると激しいキスをしてきた


熱くて…全身にゾクリとした感覚が伝わる


「愛梨はやっぱり甘いな」


甘い?


そのままベッドに押し倒され

優しく熱いキスを全身に浴びた


「嵐…もう」


「だめだ…拒否した罰…」


許してくれず執拗に攻められる

甘い声が口から漏れる


「…言って?」


「嵐が…欲しい…」


その一言を待っていたように
私の中を嵐でいっぱいにした


繋がる心と身体



全てが刺激的で熱くて…すぐに果てた