病室に戻ると嵐は優しく微笑んでた

嵐が喜んでるなら良いや


みんなで話をした後
ようやく帰っていったから2人になれた



「愛梨…」

優しく嵐に呼ばれたから近寄った


「本当に不安にさせてごめんな」


「…ううん
嵐がちゃんと戻ってきてくれて嬉しい」


嵐が大きな手で優しく髪を梳いてくれる


「俺は愛梨から離れない
…っていうか離れられない」


「私もだよ
嵐がいないと…息も出来ない」


「…ずっと一緒にいような」


頷いて抱きついた


嵐が強く抱きしめてくれる


もう一度抱きしめて貰いたい

それが叶えられて嬉しくて
幸せで…胸が熱くなる


もう…こんな想いは2度としたくない

ずっと一緒にいたいよ