ヤンキー君としゃべっちゃった。

そんな怖い人でもなさそうだったけど、とりあえず静かにしてなきゃ。






放課後になり、みんながそれぞれ帰り始めた。

なっちゃんはというと、あたしをおいてさっさと帰ったもよう。
相変わらずだなー。仕方ない、1人で帰るか。

もう外は日が暮れて暗くなってきている。

あー、今日は疲れたな~。明日は友達作れるかな...。

そんなことを考えながら歩いていると1台のワゴン車があたしの横に止まった。

中から2人の男が降りてきたかと思うと、強く腕を引っ張られた。

怖いっっ!!誰かっ!
声をあげることもできずに、あたしは車に連れ込まれた。

そして、そのまま車は発進する。

「結構いい女じゃん!」

「だな!早くヤろうぜ!」

「今日はちゃんと録画しろよー。」

男たちはこんなことを話している。

あたしは1人の男に口をふさがれていて、しゃべることができない。

でも、頭の中で確信した。認めたくないけど、あたしはレイプされた......