「柑菜が、恋する日が来るなんてね~。いつかは来ると思ってたけど……しかも年上ね〜」

「もう、悠梨ッ//」

悠梨ってば、誰聞いてるかわかんないんだからッ//

「ほら、西木。呼んでるんだから来い。ったく、お前らちょっと話すぎだぞ~」

「すいませーん」

答案を取りに行った悠梨。

「西木は、このまま継続するよーに」

さすが、成績優秀の悠梨さん…。

「どうだった?」

「ん?いつもどーり。」

聞いたっていつも同じ言葉。

「よかったんだね」

「うん」

わたしも悠梨みたいになりたいよ。
頭良くて美人で、身長高くて…。

「藤田~」

ん?藤田さんて、私の前だ…
ってことは次は私?!

ど、どうしよう…
今更だけど、また心臓がバクバクしてきた…!!