「翔さん起きてくださーいッ、美味しいご飯ありますよ〜」

翔さんを揺する。
でも、なかなか起きない…

「翔、起きないとご飯抜きやで?」

「二人とも、ご飯おいしいよ~?翔さんだけ、あとで食べるとして二人とも食べちゃったら?」

悠梨ってば、ちゃっかり…食べてるよ。
しかも、翔さんの扱いひどい…

「翔さん先食べちゃいますよ?」

「ん…あ、おはよぉ…あ、ねぇねぇ、柑菜ちゃん」

あ、よかった起きたみたい。

「おはようございます。なんですか?」

「おはようのちゅーして?」

…はい?おはようのちゅー?
いやいやちょっと待ってください!!///
朝から何言ってるんですか?!
む、無理です!無理に決まってます!!///

「無理ですっ//」

しかも、真守さんの前でそんなこと言うなんてッ///

「翔…。はぁ…柑菜、翔は無視してご飯食べよか」

「え、あ…はい//」

うんっ、今は真守さんに従ったほうが良さそうだ。

「ったく、俺も食べるし…」

翔さんは、だるそうに起きてきた。
さすが真守さん…翔さんの扱い慣れてるますね…

あ、そうだ!
「悠梨!携帯忘れてたよ〜、はい」

悠梨に携帯を渡す。

「ありがとう」

悠梨は、私から受け取った携帯をささっとポケットにしまう。

携帯見ないのかな…?
もしかして、彼氏となんかあったのかな…?

「ほら、柑菜食べよ?」

「あ、はいっ…いただきますッ」

考え過ぎだよね…?悠梨?