「柑菜ッ!コンビニ行くのに時間かかりすぎ!ほんとに、心配したんだからね?」

「ごめんねッ」

家に帰れば、悠梨が抱きついてきた。
うんうん…可愛いよ、悠梨。

コンビニを出たあとたわいのない会話をして帰ってきた私達。

「あ、柑菜お腹空いたやろ?オムライスすっかり冷めてしまっとるな、レンジで温めるだけでええか?」

「あ、はい」

真守さんは、キッチンでオムライスを温める。
そんな姿でさえかっこよく見える。

「あれ?誰か、オムライス食べてないの?」

「あー、それ真守の分。真守、柑菜ちゃんがいないってわかったらすぐ走っていっちゃって…」

え?すぐ…?
ってことは、真守さんもお腹すいてるよね…。