「真守さんが、あんなふうに怒ってくれるなんて…フフッ……」

「笑うな、必死やったんや」

ビシッと軽く頭を叩かれる。

「痛いっ!必死って、大げさですよッ!」

「必死にもなるやろ、お前は……」

「ん?お前は?なんですか?真守さんッ」

「なんでもない//…前にも言うたことや」

ん?なんだろう…。

あれ?
いつの間にか気持ちが軽い…真守さんと、話してたからかな。

「まぁ、さっきの俺は忘れてくれ//」

街灯に照らされた、真守さんの顔はほんのり赤く見えた。

「真守さん…酔ってるんですか?」

「なんでや?」

「顔赤かったので…」

「き、気のせいやろ//ほら、コンビニ行ってなにか買わな。翔達にコンビニ言うたんやろ?」

あ、そうだった。
って真守さん話ごまかしたッ!