「いや~、ごめんね〜真守~」

「悪いと思ってへんやろ?」

真守さんは、帰ってきてからバタバタとしている。
翔さんにおつまみ作ったりとか…
夕飯の準備とか…

「私も手伝いますよ?」

「また、指切ったらあかんし…座っとって」

でも、ここ私の家だし…
おもてなししないのは悪い気も。

「柑菜ちゃん〜、こっち来て一緒に話しよ~」

翔さんは、手招きして私を呼ぶ。
うーん…真守さん一人で大変そうなのに
ゆっくりするのは申し訳ない…。

「真守は、大丈夫!ね?真守ー!」

「あぁ。柑菜も着替えてからゆっくりせい」

「あ、はい」

私は、急いで着替えに行った。