「お店の前確認していい感じだったらopenしてええで」

「うん!わかった!!」

私は、お店の前を確認する。
ガラス綺麗!ゴミ落ちてない!外の席も綺麗!旗も出したし…よし!

札を表のopenに変えてと…
よし!これでOK!!

「真守!!openしてきたよ!!」

「ありがと~、そしたら今日もよろしくな」

「はい♪店長♪」

3年後の今、真守さんは自分でお店を立ち上げた。そして、私は約束通りウェイトレスとしてこのカフェで働いている。一年前に出来たこのカフェは今では結構有名なカフェで…私もこの正社員なのである!!副店長的な?

だから、高卒でこのカフェに就職した。
もちろん、面接もしたからね?

──────カランカラン

「いらっしゃいませ〜、あ!悠梨!!あ、翔さんも!」

「来たよ〜」

「も、、って柑菜ちゃん俺の扱い酷い」

「すいません〜、あちらの席どうぞ〜」

悠梨は、高校卒業後大学に通っている。なんか医学とかそっち系の……すごいんだから。翔さんは、大学卒業して…有名なケーキ屋さんで就職してパティシエとして頑張ってるみたい。