「わっ」

「きゃっ、、、もー、真守さんっ」

いきなり真守さんに驚かされて、軽く悲鳴あげてしまった。

「すまんすまん、あんまりにも強がるもんやからちょっと驚かせてやろーかとおもってな」

真守さん、意地悪。でも、すき。

「もうっ」

「…けて……」

「真守さん、やめてくださいよ〜」

「俺じゃないで?」

え、真守さんじゃない?

「…助け…て」

声をした方を見てみれば、井戸がある。
もしかしてこれは、、

「…私も…連れていって…」

井戸から出てきたのは、髪の長い白いワンピースをきた女の人。人間て分かってるけど流石に怖い…。

「きゃーっ」

思わず、真守さんに抱きついてしまった。

「大丈夫やで、俺がついとる」

真守さんは、私を抱き寄せながら歩く。
私の心臓はいろんな意味で爆発しそう。