「ま、真守さん!助けてくれてありがとうございますっ」

…かわいい。
メイドさん、思ってたよりもくるものあるな。

「どーいたしまして、メイドさん」

メイドさんって言うだけで顔を赤らめる柑菜。
ほんと、どんだけかわいいんや。
って柑菜にハマりすぎなんやろか?

後ろから翔が走ってきたけど、、
あれ?文香は??
どこいったんやろか?
まぁ、校内にはいるやろ。

翔の一声で、教室にきた俺達。

今の文化祭はすごいなぁ。
教室に見えへんわ〜。

「真守さん、、」

「よぉ、千聖くん。元気しとったか?」

こいつ、柑菜のメイド姿を俺より先に拝みやがって…って心狭いな俺は。
柑菜に振られたんやから、とっとと諦めればええのに。

まぁ、気にしない。
柑菜に接客してもらわな。

俺は席について、柑菜に接客してもらう。