「おはよぉ、って柑菜。なんで、そんな放心状態なのよ」

「悠梨ぃぃぃ」

半泣き状態の私。

「昨日までのあの気力はどしたの?なんかあったのかー?」

よしよしとなだめてくれる。
行動イケメンなんだよなぁ、悠梨って。

「あのね、、三人で暮らしてるの…昨日から」

「……はぁ?!三人?!誰!まさか、あなたのお母さんじゃないわよね??まさか、うちの翔?!また、迷惑かけてるの?!」

「いやいや、翔さんとかお母さんならまだまだ全然良かったよ」

「じゃあ誰よ?まさか、前の梨花さんって人?」

や、梨花さんは一応私に真守さんを譲ってくれたのかな?

私は首を横にふる。

「えぇ?まさか、新しい人が……」

そうです、そのまさかです、、、