「柑菜ちゃん、私に任せて?」

そういって、キッチンに立った文香さん。
私はじーっと、真守さんを見つめる。

「どないしたん?」

「あ、いやぁ」

真守さんはパソコンから目を逸らさないで私に問いかけてきた。
そんな、視線送ってたかなー?

「ん?寂しいん?」

ぱっと、私の方を向く。

さ、寂しいだなんて!!
や、、確かに寂しいのかも…。

「くすっ、そうか。したら、すぐ終わらせて構ってやるから待っててな」

よしよしと、私の頭をなでてくれる。

よーしっ!
真守さんが、レポート終わるまで待ってる!
文香さんもきっとレポート終わったら帰るだろうしっ!!