「柑菜。真守くんに迷惑かけるのはいけませんからね」
「だ、大丈夫だもんっ！！」
ほんと、ままってば！
私のことなんだとおもってるの？！
「あ、あと…同居の話なんですが」
あ、そうだ！
それが一番不安だった。
離れ離れになっちゃうのかな？
やだなぁ、そんなの…。
「あー、それね？続けていいわよ？真守くんなら、安心だし。」
「えっ、いいの？」
「えぇ」
ままぁ、ありがとう～！！
真守さん、これからもお願いしますっ！！
「おばさん、柑菜を預かる以上責任もって預かります。なにかあったら責任とる覚悟もできてます。」
責任とるって、もしかして…
け、け、結婚ですか？！！！
「あらっ、頼もしいっ。昔から変わらないわね～っ」
ん？昔から？？
「まま、昔のこと知ってるの？」
「あ、違う違うっ！真守くんのお母さんに聞いた話よっ！ねぇ？真守くんっ？！」
少し焦ってるようにみえたけど、
あんまり気にすることじゃないよね？
でも、よかった。
このお守りの力のおかげかな？
大切にしよう。
