「なぁ?もっと、赤くなることしてええ?」

「ん?」

もっと、赤くなること?

真守さんは、私の目を片手で隠す。

───チュッ

…え、えっと//
い、今のってき、キスってやつですよねっ?!//

私はパニック状態。
とりあえず、身体が火照ってきて固まる。

目隠しされてた手を外される。

「ほら、ご飯食べるよ」

真守さんはなにもなかったように迎えの席に座る。

「ま、真守さんっ//」

「ん?なーに?…クスッ、やっぱり顔真っ赤」

少し意地悪そうに笑う真守さん。
その笑顔に不覚にもドキッとしてしまう。

少し、距離が縮まって…
少しずつ進展していった気がした瞬間。


やっぱり、真守さんが大好きだ。