「大丈夫だよっ!」

「ほんとに、ごめん…」

落ち込みながら席に戻る、悠梨。


「…柑菜、ちょっと」

え、千聖?!
私は千聖に連れてかれる。

ついたのは屋上。

「…悠梨なんかあったのか?」

「彼氏から電話きてから…あんな感じで」

昨日まで、話できなかったのに普通に話してる私達。

「そうか、あいつの彼氏…昨日見かけたけど、悠梨じゃない違う女と歩いてた」

「え、それって…おさげの子?」

「いや、お団子頭」

…はい?
一緒に歩いてる子が違うってどういうこと……?

「え、まさか柑菜もみたの?」

「うん…遠目だったけど、あれは彼氏だったとおもうよ?」

「ってことは、、、複数と遊んでるってことか…」

…悠梨。

「あ、ねぇ…悠梨ね、前と違って…彼氏のメール無視したり電話の時必ず“ごめんなさい”っていうんだよね…」

「…脅されてる。もしくは、DVだな」

え、DV?
ちょっと、それは……

あ、いや…
それはあるかもしれない。

「あのね、悠梨の腕にあざがあったの…それって彼氏の仕業?」

「かもしんねーな、」