「ほら、いこー」

翔さんは私の手を引っ張り歩く。

て、手繋いでる〜っ///

「あ、あの…っ//手っ//」

そんなこと言っても、翔さんは知らんぷりで…。
スタスタと歩く。

「さー、次はどこ行こっかー」

そんなのんきなことさえ言ってる。
私は、慣れないことして心臓が破裂しそうなのにっ//

この、手を繋ぐ相手が…
真守さんだったらなぁ…

ん?!
わ、私ってばっ//
なんて、想像してるのッッ///
は、恥ずかしい〜っ//

ただでさえ、熱くて真っ赤だった私の顔は…もっと熱くなって赤くなっちゃったと思う…///


「ねぇ!今度は、シューティングゲームやろー」

翔さんは、いつもやっているのか…
慣れた手つきで設定していく。

「はい、柑菜ちゃんもね」

翔さんは、拳銃の形のコントローラーを私に持たせる。

ちょ、私…やったことないよ~っ