へ、変じゃないかな?

何度も鏡を見て確認をする。

「柑菜、着替え終わったか?」

「え、あ…はい//…で、でも似合わなくて…」

「なんや、似合っとるやん」

「ま、真守さん?!」

真守さんは、カーテンの間から顔を出して私をじーっとみていた。

「柑菜に似合うと思って、その服にしたんやで?だから、自信持ち」

私は、似合うって真守さんに言われたことがすごく嬉しかった。

「ありがとうございます」

「すいません、この子服会計お願いします。このまま着ていきたいんで」

「あ、かしこまりました」

え?!
か、買ってくれるの?!
いやいや、それは悪いよ…

「真守さん、私払いますよ」

「…テスト頑張ったご褒美の一つや。遠慮せんで…な?」

うーん、
そーいわれると…断りづらいな。

「ありがとうございます」

私は、お言葉に甘えて買ってもらうことにした。