「……おほん…

もう大丈夫ですよ。


こんな馬鹿と喧嘩したとこで…

僕にメリットがありませんから。」


「あ?んだと…!」


「だーかーらー!

もうやめてくださいって!」


なんて仲が悪いんだ…

いや、天使と悪魔が仲が良いわけないか…


ん?

なら、何故…


二人で、こんな店を開いているんだ…?


「さぁてと…

なら、僕と取引が嫌なら…


カーラとしたら、どうですか…?


カーラは、天使ですし…

魂なんて必要ありませんから。」


「はあーーー!?

おま…ふざけんじゃねぇー!


なんで俺が人間のために…

自分の力を使わないといけないんだよ!


それに、これはお前の取引だろ!」


カーラさんは、コランさんの言葉に驚いたのか…

座っていた椅子から転けるように落ち…

立ち上って、テーブルを叩いてコランさんに怒っていた。