「私は草壁君が一番好き!」






パチ・・・パチ・・・パチ。



沙耶ちゃんが拍手をすると野乃葉ちゃんも拍手を始めた。




パチパチパチパチ。





やがて拍手の輪は見知らぬ人にまで達した。


「お姉ちゃんかっこいい」


「私にもこんな時代があったわね」



何でこうなるの〜!!!




私は顔を真っ赤にして逃げるに逃げられない列に並び続けるのであった。