*365日*

 「はーい。」
 
 中から保健室の先生の美南先生の声がして、ドアが開いた。

 「あの、水無瀬君いますか?」

 保健室に入りながら言った。

 「いるよー、ちょっと待ってて。」

 そこ座ってていいよ、と言われ、あたしはソファーに座って待った。

 どんな子なんだろう・・・・・・?


 ドキドキしながら待っていた。

 「霧島さん。」
 
 美南先生の声が聞こえたから、顔を上げた。

 「はい。・・・・・・あっ。」

 するとそこには1人の男子が立っていた。