Spica~星の魔法~




~お知らせします。17時となりました。校内に居る生徒は帰り支度をし速やかに下校してください~



「あれ、もうこんな時間?」



「仕方ねぇ、帰るか!」


「うん」


私達は帰り支度を済ませ、学校を後にした。



「鈴音、今日の夜星見るだろ?その時、薄着はするなよ?夏の夜だけど、意外に冷えるから」



「うんっ、分かった!ありがと」



「おう、じゃあ、また夜な!」



「うん、待ってるね」



拓音が隣の家に入ったのを見計らって、私も家に入る。



「ただいまー!!」



「お帰り、鈴ちゃん!ご飯出来てるから、冷めない内に食べなさい?」



「ありがとう、ママ!」



私は制服を脱ぎ普段着に着替え、ご飯を済ませた。


自分の部屋に戻って、拓音を待つ。



小さい頃は、こんな時間さえ気にしなかったけど、今では早く会いたいって気持ちが強すぎて一秒が長く感じる。



これも…恋のせいなのかな…??