キーンコーンカーンコーン 予定より少し遅くなってしまったが、仕事終えたし帰るか。 準備室の鍵を閉め、職員室に鍵を返しに行こうと思ったら、帰ったはずの野々瀬がいた。 「お、どうした?帰ったかと思ってたよ、さっきバッグ持ってたから。」 「忘れ物したみたいで、準備室確認したいんで開けてもらえますか?」 「ああ、分かった。」 しばらく床などを探したが、どうやらなかったようだ。 「何探してるの?」