迷い羊に連れられて

「それは....違います。」

「え....?」

「その生徒が僕のこと好きだという確証もないですけど、全力でその生徒をサポートして守る自信はあるんです。」



きっと野々瀬は俺を教師として慕っているだけで、特別な感情なんて持っていない。

俺自身は教師だから、彼女にアタックすることもできない。

だからこそ、せめて教師として彼女をサポートしたい。



夜空を見上げながら話を続けた。

「ほかの生徒と同じように接する自信はあるんです。そうしてる姿を好きになってほしいんです。彼女には。」

安藤先生は驚いた表情を見せた。