迷い羊に連れられて

「えっ。」



決めた。



「映画館行こう。それで........愛美の喜びそうなの選ぶから。愛美のこと好きだから喜ばせる自信ある!」



これでいいんだ。

相手の気持ちを聞くのも大事だけど、察することも大事だということにようやく気付いた。



「.........声大きい。恥ずかしいから。」



気付いたら、周りを通りかかっている人みんながこっちを見ている。



「ご......ごめん。」

「いいって。じゃ、早速行こ!」



付き合ってようやく初めて、愛美は心から嬉しそうにしていた。

まだまだ道のりは長そうです。



- the end -