迷い羊に連れられて

「これ、バレンタインのチョコです。………あっ、あの子みたいに投げましょうか?」



ヨリ戻してほしいのかってからかってきた仕返しだ!



「結構です結構です。もう女みんなが怖くなってくるから。」



先生が必死に首を横に振って拒否した。

その姿があまりにも可愛くておもわず吹き出してしまった。



「野々瀬笑ったな?今。」

「いや、笑ってないです!はい、チョコ。」



受験生だから手作りではないけど、少し高級なチョコを買った。