迷い羊に連れられて

伊藤も奥にいる野々瀬も唖然としている。



「最っ低。先生、そういう人だったんだ。」



断じて違います。

伊藤に告白されたいなんて1ミリたりと思ってない。



そう弁明しようと思ったが、伊藤はチョコを箱ごと俺の顔面に投げつけて逃げていった。



「むかつくからって投げることないんじゃないの?」



野々瀬が逃げようとした野々瀬を捕まえた。



「何よ....あんた誰。関係ないでしょ。離してよ。」



伊藤がそう言ったにも関わらず、野々瀬は離そうとしない。