「わたしなんてかわいくないし、馬鹿だし、今だってものすごいぶりっ子してる。わたしなんか後でフっても未練タラタラしちゃうから、面倒だよ!?だから、」

「なぁ」

わたしの言い分を静かに聞いてた佐藤くんが口を開いた


声が冷たい


「なななんでしょうか?」

「さっきから俺が傷ついてるのわかる?」



!?

なぜ!?


「あーだめ、全然伝わんねぇ…顔みて話そ」


そうゆうと佐藤くんは抱きついていた体制を整えた

そして、座っているわたしの顔の横の壁に手をつく

囲われてる状態…わかりやすく言えば流行りの壁ドンです


顔の近さにわたしは赤面する