家を出て鍵を閉めるとエレベーターに向かい下へ行くボタンを押そうとしたら
先に拓哉先輩が上を押した。
押し間違えかと思ったらそのまま上行きのに乗るので大人しく私も一緒に乗った
乗ったら拓哉先輩が”6階”を押した。

「あのー、6階に何があるんですか?」

「まぁまぁ」
まだ拓哉先輩は教えてくれない。

6階につきエレベーターを降り拓哉先輩が先に進むので後ろを付いて行く。
そうするとある部屋の前で止まる
表札を見ると”607号室 如月”と

ん?如月.....きさらぎ!?
ばっと横にいる拓哉先輩を見るとにこにこ私を見ていた。

「ここって.....」

「うん、俺んち」
そういいドアを開ける拓哉先輩。

「中に入って?」

「お、おじゃましまーす」
そーと拓哉先輩の家に入る
いいにおいがする.....。なんだか落ち着くような.....。
ぼーっとしていたらこっちだよとリビングへ続くドアを開けてくれた。