「篠崎です、お願いします。」
じゃあ、私はこれでと小暮さんは戻っていった。
「えーっと、篠崎さんはしばらく歩かれてないようなのでまずは手足の関節から
ほぐしていきましょう」
「あれは使わないんですか?」
先ほど見ていた器具を指さす。
「あぁ、あれはもう少しあとになります
関節が柔らかくなって自立ができるようになってからです」
「わかりました」
じゃ、こちらへといいマットに案内されリハビリが始まった。
「いっったい!!痛いです!!!先生!!」
「ははっ、だいぶ固まってますねー、我慢してください」
笑顔で言う川崎先生。
その後もまぶしい笑顔をみせながらスパルタなリハビリが続いた。