「先輩たちも行ったことだし、軽く整理整頓して私もリハビリ頑張らなくちゃ。」
私はかたずけを始めた。
ある程度かたずけ終わったところで
「コンコン。失礼します。」
小暮さんが入ってきて
「今日は初日だし、リハビリ室まで案内するわね
明日からは時間になったらリハビリ室向かってちょうだいね」
「わかりました。」
じゃ、案内するわと車椅子が動き出した。
「あの、質問があるんですけど」
「なに?」
「私っていつまで車椅子なんですか?」
「んー、川崎さんに聞いてみたらわかるかも」
「川崎さん?」
「そう、これからリハビリを担当してくれる」
話しているうちにリハビリルームについた。
「川崎さん探してくるわね」
小暮さんがいなくなると辺りを見渡した。
ドラマとかでよく見る両手でつかみながら歩くリハビリをしてる人も
テーブルが置かれていて小さなものをつかむリハビリをしてる人もいる
「おまたせしました」
「これから篠崎さんのリハビリ担当の川崎と言います。
今までに歩けるようにしっかりリハビリしていきましょう!」
”さわやか”って言葉が似合う20代前半の男の人だった。
