「僕の事も風翔でいいよ!!
そう呼んでくれてたしね」
「いきなり呼び捨ては勇気がいるので風翔”先輩”って呼びますね
慣れてきたら言うと思いますんで、多分、、、」
うん、いいよーと言いながらさっき拓哉が買ってたお菓子を
食べたいのあるかなーとガサゴソ漁っていた
「聞きたいことがあるんですけど、先輩方ってなんの先輩ですか?
私、部活とか入ってましたか?」
遥香のその言葉にピクリとした4人だが遥香は気づかなかった。
あー、っと部活っていうかそのー、と濁しながらブツブツいう拓哉に対して
横からサラッと
「あー、部活ではないんですが外部のサークル?みたいな所に遥香も
一緒に入ってるんですよ。
そのサークル内でいつも一緒にいたメンバーです。」
「サークル.....、退院したら連れてってくれますか?」
と遥香が夏惟に言うとちょうど飲み物を飲んでいた岳人が吹き出す
「岳人、きったねーぞ」
これで拭けよ、とタオルを渡していた
