「ありがとうございます先生。少しだけ不安が消えました。記憶探しは本調子になってから考えます。」

「うん、それでいい思います。」
「検査はもうないのですがほぼ2か月間寝たきりなので、まずはリハビリしましょう彼らがマッサージとかしてくれたので今まで通り歩けるのに時間はかからないと思いますよ」

「えっ..//」
顔を真っ赤にする遥香にすかさず拓哉が慌てて

「は、はるが思ってるようなことじゃないよ、ちゃんと小暮さんに教えてもらったやつだし!!」
そんな2人を見てクスクス笑う小暮さん

「寝たきりだとね筋肉が低下しちゃうから起きた時少しでも動きやすいようにってしてくれてたのよ」

まだ真っ赤の顔を手で仰いで熱を冷ます遥香は
「そ、そうなんですね///初めて知りました」


「じゃあ今日1日は安静に移動は車椅子で明日からリハビリの予定組んでおきますね」
以上で病室戻っていいですよと先生。


「じゃあ、俺が病室まで送って行きます」

「「ありがとうございました」」

パタンっ......