~朔side~
いつものように俺と歩で遊び歩いていたら歩の携帯に1本の電話が入った。
「うぃ、どしたん??」
電話の相手からしてケンだろう。
電話が終わるまで1本煙草を吸って待ってようかと思ったが次の”ワード”が気になって結局吸うのをやめた。
「まじなん?子猫ちゃん拾ったって?え?家に帰りたいって言っても帰る手段なくね??」
子猫?母猫とはぐれたのか?それともケンが触ってしまったのか?
確かに人間の匂いがつくと自分の子供と認識しないで育児放棄してしまうことってある
これだから知識がないやつは困る。
歩の肩をたたきバイクに乗り今からそっちに向かうとジェスチャーをする。
「朔が迎えに行く気満々だからそっち行くわ、逃がさず見とけよ~」
そういって電話を切った歩に聞く
「電話の相手ケンだろ?」
「おう、正解。」
「何色の猫か聞いたのか?」
「あ~~」
「なんだよもったいぶんねーで教えろよ。」
「やっだね~~」
そういってエンジンをかけ走り去る歩を追いかける。
しばらく走ると街灯の下にケンと見慣れない女を見かけスピードを落とす。
パット見た限り子猫なんて見えねーんどけどな
バイクを足元にいないかと思って猫を探すが見当たらない。
「子猫ちゃんはどこですか~」
隙間など目を凝らして探していると
歩が見慣れない女を見ながら「んで、これが子猫だって?」とジロジロ見ている
は?まさかこの女が歩の言ってる”子猫”なのか!?
あきれた。そう思いながらバイクを降りて愚痴をこぼす。
ケンが笑いながら本当に子猫だと思ってきたのか言ってくるからそうだと反論をしていると女が喋りだす。
いつものように俺と歩で遊び歩いていたら歩の携帯に1本の電話が入った。
「うぃ、どしたん??」
電話の相手からしてケンだろう。
電話が終わるまで1本煙草を吸って待ってようかと思ったが次の”ワード”が気になって結局吸うのをやめた。
「まじなん?子猫ちゃん拾ったって?え?家に帰りたいって言っても帰る手段なくね??」
子猫?母猫とはぐれたのか?それともケンが触ってしまったのか?
確かに人間の匂いがつくと自分の子供と認識しないで育児放棄してしまうことってある
これだから知識がないやつは困る。
歩の肩をたたきバイクに乗り今からそっちに向かうとジェスチャーをする。
「朔が迎えに行く気満々だからそっち行くわ、逃がさず見とけよ~」
そういって電話を切った歩に聞く
「電話の相手ケンだろ?」
「おう、正解。」
「何色の猫か聞いたのか?」
「あ~~」
「なんだよもったいぶんねーで教えろよ。」
「やっだね~~」
そういってエンジンをかけ走り去る歩を追いかける。
しばらく走ると街灯の下にケンと見慣れない女を見かけスピードを落とす。
パット見た限り子猫なんて見えねーんどけどな
バイクを足元にいないかと思って猫を探すが見当たらない。
「子猫ちゃんはどこですか~」
隙間など目を凝らして探していると
歩が見慣れない女を見ながら「んで、これが子猫だって?」とジロジロ見ている
は?まさかこの女が歩の言ってる”子猫”なのか!?
あきれた。そう思いながらバイクを降りて愚痴をこぼす。
ケンが笑いながら本当に子猫だと思ってきたのか言ってくるからそうだと反論をしていると女が喋りだす。
