「おはよ、遥香ちゃん」

「おはようございます、叶葉さん
いきなりどうしたんですか?」


「どうもこうもないわよ、昨日洸希から聞いたわよ
全然寝てないみたいだし、全然食べてないみたいじゃない」

「ちょっと食欲全然なくて.....」

「だから食べれそうなものいろいろ買ってきたわよ匂いを嗅いだらそんな気じゃなくても食べれそうとかあるかもしれないじゃない」

「ありがとうございます、とりあえず座ってください
飲み物は紅茶でいいですか?入れたら急いで着替えてきちゃいますね」


「ほんとごめんね、勝手にしていいなら紅茶も自分で入れるわよ気にしないで!」

「じゃあ、お言葉に甘えて.....
お湯はすでに沸かしているのでキッチンにおいてある好きな方のマグカップ使ってください
ティーバッグはおいてありますのでそれを使ってください」

叶葉さんをリビングに残して急いで部屋に戻り着替える。
出かけるわけじゃないからゆるっとしたトレーナーにジーパンに着替えて、軽い化粧ぐらいでいいか

チャチャっと着替えと化粧を済ませてリビングにいる叶葉さんのもとに行く

「お待たせしました」

「ゆっくり紅茶いただいてるわ~」
叶葉さんは紅茶を飲みながら携帯を見ていた

「さ、準備できたんなら食べましょ!」
そう言って買ってきたものを袋から出していく叶葉さん