「あ、これなんか見たことあるかも」
始まった冒頭は何度も見たことあるものだった。
カウンターから帰ってくる夏惟が電気を消したので
薄暗い部屋の中でじっと見る5人
しばらくすると肩に重さを感じて見ると遥香が俺の肩にもたれ掛かって寝ていた。
狙い通りだった。流石にこのまま飲み続けられるのは困るから
「遥香、寝たね」
少し前でソファーにもたれてDVDを見ていた夏惟が拓哉に声をかける
「あぁ、はるだけじゃなくてそこの2人も爆睡してるけどね」
そう、静かだなと思ったら案の定、風翔と岳人も床に寝そべって寝ていた。
「どうする?遥香、部屋まで運ぶ?」
「そうする。部屋の鍵お願いしてもいい?」
「分かった。」
夏惟が遥香の鞄を持つと拓哉が遥香を抱き上げ部屋を出た。
「ん。」
外に出ると夜風が冷たく遥香が無意識に拓哉に身をよせる
その姿を見て2人が苦笑いする。
「さすがに寒いよな、ごめんな」
歩くペースを速めながら遥香の部屋に着く
「ガチャ。」
遥香の鞄から鍵を借りて開ける。
そのまま寝室に運ぶ拓哉。
持ってきた靴や鞄を部屋に置く夏惟。
そっと遥香をベットに寝かして布団をかけて寝てる遥香にそっとキスをする拓哉。
冷蔵庫から持ってきたのかペットボトルと1本傍に置いておく夏惟
静かに眠る遥香を見てそっと部屋を出る2人。
