「夏惟が作ってるところみたいの‼」
と、反対されたので大人しくまま座って待ってもらうことに

少し考えて夏惟が手にしたのは”ブルーキュラソー”

「その青い瓶綺麗だね。」
カウンターに頬杖を突きながら言う遥香。

「これはブルーキュラソーって言ってそのまま青い色のお酒だよ。味はオレンジかな~」

そう言いながら違う瓶を出してグラスに注ぎ冷蔵庫からはグレープフルーツジュースを取り出し入れる。そしてさっき言っていた青い瓶のお酒を入れる

「最後にこれね」
夏惟が手に持ってるのは”トニックウォーター”

「え、炭酸嫌。」
口を尖らせる遥香。

「飲むペースが速いからこれで少しはペース押さえてね」
と問答無用でグラスに炭酸を注ぎ軽く混ぜて遥香に出す。

「チャイナブルーです。どうぞ?」

不機嫌そうに受け取りソファーに戻いって行く遥香を見て
これが最後の1杯になるといいなと思っていた。


ソファーに戻ると拓哉が何やらDVDをセットしていた。

「これ、一緒に見よ?」

「いいけど、これ何?ホラーは嫌だよ」
怪訝そうな顔で拓哉を見る遥香だが

「大丈夫、遥香が好きなラブストーリーだよ」
再生ボタンを押して始まる。